椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア」は誰しも一度は耳にしたことがあると思います。「ヘルニア」とは「本来あるべき位置から、はみ出ている状態」のことをいいます。椎間板とは24個からなる背骨と背骨の間にあるクッションの役割を担うものです。椎間板が飛び出すことにより、背骨に沿って無数に走っている神経を刺激し、痛みを生みだすのです。
椎間板は、背骨の中心にあるゼリー状の髄核と、切り株のような線維輪でできています。若いときは、この髄核に血液が流れ、栄養を吸収し身体が成長するのです。歳をとるごとに血液の量が減り、老人になると、まったくなくなります。そのため、栄養分は血液からではなく、背骨を動かしたときに栄養や水分を吸収していくのです。
ゼリー状の髄核は、成分のほとんどが水分です。椎間板ヘルニアは、この髄核が姿勢や無理な体勢によるスポーツやさまざまな要因で、髄核が線維輪を突き破り、外に突出するのです。水分がたくさんある髄核でないと、ほとんどこの状態にはならないので、老人よりも比較的若い人たちに多く起こるのが特徴です。
日頃の悪い姿勢や癖などに加え、急激な運動や捻転動作によって椎間板への負荷は急増します。カイロプラクティックはこういった様々な要素から起こりうる椎間板への加負荷の状態を軽減したり改善できるヘルスケアです。
しかし、一度飛び出てしまった髄核をカイロプラクティックで完全に元に引っ込めることはできません。こうなると手術をせざるを得なくなります。
腰痛になる前に、姿勢の矯正のためにも日頃からカイロプラクティックを取り入れてみてはいかがでしょうか。

椎間板ヘルニアはどんな人に多い?

重いものを運ぶ仕事をしている

一日中デスクワークの仕事をしている

中腰姿勢の仕事が多い

乳幼児がいる

ゴルフが好き

ギックリ腰をしたことがある

猫背である

足を組むのが癖

20歳~40歳の男性である

手足に痺れがある

バスガイドのイラスト一日中座りっぱなしの職業(タクシードライバー、長距離トラックの運転手、テレフォンオペレータ、陶芸家、デスクワーカーなど)や、一日中立ちっぱなしで中腰作業も多い職業(デパートの販売員、料理人、美容師、引越し業者(運送業)ウェイター・ウェイトレス、整体師、あん摩マッサージ師など)は腰痛になりやすく、ひいては椎間板ヘルニア予備軍ともいえます。

背骨は、からだを支える大黒柱ですが、一日中重いからだを支えるのに悲鳴を上げています。ただでさえ負荷がかかっているのに、中腰姿勢を加えると、椎間板ヘルニアになりやすいのです。
仕事の合間に、背伸びやストレッチをし、背骨 のまわりの筋肉を緩める体操をしましょう。また、定期的にカイロプラクティック治療を受け、からだのメンテナンスを行い、健康な毎日を送りましょう。

次のページでは、「整形外科医からみた椎間板ヘルニア」をご紹介します。

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