からだに良い住環境
イギリス人は、「物を吟味して悩んで買う」ことを徹底しているそうです。
たとえば、大きな家具に始まり、普段使いのコップにいたるまで、悩みに悩んで、色、形、模様んど本当に自分の生活に必要かどうか、というのを吟味するそうです。
いいものを長く大切に使う、という文化なので、アンティークショップや中古店も多く、日常品もそこで購入する人たちが多いのです。
日本には、100円ショップなど薄利多売のお店も増え、使い捨ての文化になりつつあります。電化製品も次々と新製品が出て、購買意識をそそります。その方が経済効果を生み出して社会が潤うのかもしれませんが、買っても使わないものにあふれ、まだ使えるのに捨てる、という文化はあまり褒められるものではありません。
ところで、自分の家の中を見渡してみて、ふだん使っている椅子やテーブル、キッチンの炊飯器、ワゴン、靴など、「からだに良い」という視点で見直してみましょう。
たとえば、腰をかがめなくても良い位置に、普段使いの食器や家電を置くだけでも、大きな違いがあります。靴も、不安定なピンヒールよりはヒールが低く、先の丸い靴の方が足には良いのです。
節約やエコライフ、シンプルライフが見直されている今、物をじっくり吟味して、必要なものでいいもの、心底気に入ったものだけを買う、という生活は、もので溢れかえった生活よりお洒落かもしれません。
そう考えながらインテリアや生活道具を見直すと、案外面白い発見が転がっているものです。
次は、「正しい椅子の選び方」をご説明します。
